コロナ禍の写真スタジオって大丈夫なの?【経営やコロナ対策】
こんにちは!
studio bellの代表「たるもと」です♪
早いもので新型コロナウイルスで世間が騒々しくなって1年半が経とうとしています。
今回は、コロナ禍における当店の現状やコロナ対策などについてご紹介したいと思います!
結論から言います。苦しいです。
まず、写真スタジオを経営されているカメラマンさんの中でも、それぞれ得意分野ってあるんですよ。
- 婚礼写真、ブライダルが得意
- 商品撮影、フード撮影が得意
- モデル撮影、広告撮影が得意
- スポーツ撮影が得意
- 子ども撮影が得意など
ブライダルが得意な当店には、商品やフード撮影のお願いはほとんど来ないですし、来ても断ることもあります。
これは、プロ野球選手でも得意な守備位置があるのと同じですよね。外野手のイチロー選手でもセカンドやショートを守ることはできますが、守ってるところを見たことがないのと同じです。
写真を職業にしていても得意分野って絶対あります。
ブライダル業界のカメラマンの現状
- 人が集まるのが難しい
- 結婚式の簡素化
新型コロナウイルス対策で、今までのような盛大な結婚式の数が大幅に減りました。また、親族だけ会食するスタイルなども増えています。
人が集まるところに需要があるカメラマンにとって、簡素化された結婚式が増えたことにより、その分需要が減っているのも事実です。
当スタジオの場合
2020年の撮影件数は、コロナ前の2019年と比べて50%ほど落ちました。
フォトウェディング・前撮りの強化
当店では、今まで以上に前撮りを強化していますが、こちらもなかなか厳しいものがありました。
前撮りで撮影したデータを使って、ウェルカムスペースのフォトパネルやプロフィールムービーを制作される新郎新婦が多いので、結婚式というゴールが決まらない中で、前撮りはなかなか気が進まないのかもしれません。
結婚式を諦めたので、写真だけでも…というお客様も中にはいらっしゃいますが、当店のサービス「和装婚礼前撮り」の需要もコロナ禍の影響で50%程度落ち込んでます。
写真スタジオのお金事情、経営状況
やはり売上が大幅に下がりかなり苦しい1年半を過ごしてます。
特に昨年4月の1度目の緊急事態宣言後は、大阪府からの要請によりスタジオの営業を休業しました。
国の持続化給付金や大阪府の休業要請支援金などにより、ある程度の損失をカバーできましたがこの1年半というスパンで見るとやっぱりマイナスです。
緊急事態宣言等でかなり営業にダメージがあるのでもう少し補償してほしいところですが、それより早くコロナ禍が終わり、今まで通りに仕事ができる方がありがたいと思ってます。
当店の需要は回復するのか?
今、結婚式の件数は徐々に回復しております。
暇だった反動で忙しくなる可能性が大いにあり、今後が少し楽しみですね♪
ただ、昨今の経済状況を考えれば、高額な結婚式を上げる余裕がない方も増える可能性があり、なんとも言えない状況です。
コロナ禍における当店のモデルチェンジ
新型コロナウイルスの影響で今後の見通しが立てづらい中、様々なチャレンジをいています!
- 旅行情報ブログの開設
studio bell代表の「たるもと」の趣味をブログで情報発信 - ひとり旅系のYouTubeチャンネル開設
三密を避けたひとり旅、アフターコロナの旅行需要を見越して… - 前撮りなど撮影前におすすめしていた対面での打ち合わせのオンライン化。
ご来店して頂いての打ち合わせや相談会は今まで通り行いつつ、ご希望の方にはオンライン通話などで対応。
コロナ禍で当店が変わったことや新事業はたくさんあります♪
まとめ
フォトグラファーもそうですが、人と接するサービス業など大打撃を受けている方はたくさんいると思います。観光業界などもそうですよね。
ワクチン接種も始まり徐々にアフターコロナに向けて、国内の雰囲気も変わりつつありますし、東京オリンピック開催を境に国内の自粛ムードもいい方向に転換していって欲しいなと思ってます!