【カメラの豆知識】超簡単!手ぶれ防止の方法。

皆様こんにちは。studio bellのたるもとです!

今回は誰でも簡単に出来る「手ぶれ防止」方法を伝授します!

手ぶれの主な原因はシャッタースピードが遅い。

暗所などでシャッタースピードを遅くしないと写らない場合は、手ぶれしやすいですよね。
ISO感度を上げたら、シャッタースピードも早く出来るのですが、ノイズが出やすくなります。

つまり、シャッタースピードが早ければ手ぶれしないということになります。その目安をご紹介!

焦点距離=シャッタースピードが基本!!

焦点距離とは、ズーム距離です!この場合の焦点距離は105mm

焦点距離が105mmの場合、手ぶれ防止に役に立つシャッタースピード目安は、1/105以上なのですが、そんなシャッタースピード無いのでそれより速い、1/125が手ぶれ防止目安ということになります!

しかし、この法則はフルサイズカメラ用の計算式なので、APS-Cセンサーのカメラでは少し計算式が変わります。

105mmの焦点距離なら、1/125で写真がぶれにくくなります。

ここで気になるのが、F値やISO感度は手ぶれに影響するのか?ということです。

手ぶれの原因は遅いシャッタースピードにありますので、F値が5.6でも11でも関係ありません。ISO感度も400でも3200でも関係ありません。

「ISO 400」「F8.0」「1/125」で手ぶれがする時は、ISO感度を上げるか、絞りを開ければ、シャッタースピードが稼げますよね。

例)ISO400をISO800にすると1段明るくなります。シャッタースピードを1段暗くすることが可能なので、ISO800ならシャッタースピードは1/250にすることが出来るということです!

APS-Cセンサーの場合の計算式は!?

焦点距離× 1.6 = シャッタースピード

メーカーに寄り誤差がありますが「Canonなら1.6」「Nikonなら1.5」を掛け算する必要があります。理由は説明すると長くなるので割愛しますね。

APC-Sカメラに200mmの望遠レンズ。

CanonのAPS-Cは、1.6を掛け算するので、以下のようになります。

200mm ×1.6 = シャッタースピード

つまりこの場合の手ぶれしない目安のシャッタースピードは、1/320以上となります。

ただ焦点距離が遠くなればなるほど、手ぶれしやすくなりますので、この法則が当てはまりにくくなります。

この場合、撮影環境にも寄りますが、私なら最低でも1/400のシャッタースピードで撮影したいですね。

 

ちなみに!ストロボ、フラッシュを使った撮影の場合、この法則は当てはまりません。

ストロボとシャッタースピードの関係性もまた機会があればご紹介しますー!

 

ご注意!

しっかりカメラを握ってホールドして手ぶれ防止に努めた場合の目安なので、ご参考までに!

レンズのSTABILIZERはONにすると、レンズ側で手ぶれ補正してくれますよ♪

個人的感覚では、1段分くらいの手ぶれ補正してくれている気がします。